両親は赤ちゃんからパートナーを連想

発達心理学者は母親と幼児を観察したビデオから、その相互影響を発見しました。幼児の動きや反応のひとつひとつが、母親の動きや反応と緊密に繋がっていて、母子は頭の動きから視線の合わせ方まで相手と同時に動く、一種のリズミックなダンスをしているようだったのです。

英国ケンブリッジ大学のマーティン・リチャーズは、ビデオを仔細に分析した結果、母親が赤ちゃんに対し、まるで赤ちゃん自身が根拠のある選択をし、目標や好みを持っているかのような話し方をする点を指摘しました。両親は赤ちゃんから彼らのパートナーを連想します。ある意味で、両親はまだ赤ちゃんに備わっていない能力を仮想するため、赤ちゃんを赤ちゃんそのものとしてというより、自分たちの発明品のように捉えるのてす。これは、子供が自身の人格や理解を発展させてゆくという関係構造を生み出します。

研究者たちは、このプロセスを「フィジカル・シンバイオシス(肉体的共生)」と呼んでいます。ある人物が他の人物のために溝を埋めるということで、生物学的にはふたつの生物のうち片方がもう一方に依存しているものの、双方が利益を受けるという共生的な関係を指します。

このような共生関係をすべての対人関係に当てはめることを嫌う人もいますが、誰もがより完全な状態になるために出会い、重要な人物に依存しているのは確かです。すべての面で完壁な人間など存在せず、人間の成長は親密さや相互に依存し影響し合うことから生まれるのです。

出典:結婚相談所 比較

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